PLAY THE GUITAR VOL14

スケール講座(1)


スケールについて

今回は、スケールについての説明です。スケールとは、1オクターブの範囲内で、 音の高さの順にならべて表したもの(音階)です。
スケールには、構成音の数や並びかたによっていろいろな種類のものがあります。
今回は、もっともわかりやすいメージャースケールを例にとって説明していきます。
ちなみにCメジャースケールとは?ドレミファソラシドのことです。
これならば、なんとかピンとくるのでは?それでは始めてみましょう。



SCALE

  • CDEFGABで覚えましょう。

    ドレミファソラシドは、日本では有名な音階の表示方ですが、本来はイタリアの 読み方で、日本ではハニホヘトイロハのことです。
    イギリス・アメリカではCDEFGABCとなります。スケールやコードは、アメリカのCDEFGABCでほとんど考えられたり教えられるため、今後は、 CDEFGABCで覚えましょう。
    (C=ド・D=レ・E=ミ・F=ファ・G=ソ・A=ラ・B=シ)

  • 1つのスケールポジションでいろんなkeyが弾けます。

    それではまずギターの5弦を使ってCメジャースケールを弾いてみましょう。 5弦でのCDEFGAB(ドレミファソラシ)は、
    5弦3f(フレット)=C
    5弦5f(フレット)=D
    5弦7f(フレット)=E
    5弦8f(フレット)=F
    5弦10f(フレット)=G
    5弦12f(フレット)=A
    5弦14f(フレット)=Bです。
    ギターの場合他の弦やフレットで同じ音はたくさんありますが、まず5弦上で 覚えておきましょう。
    次に5弦3f(C)から下図のポジションを弾いてみるとCの音を基準とした Cメジャースケールが弾けるはずです。

    Cメジャースケール



    このポジションをそのままずらすだけで、すべてのkyeのメジャースケールを弾くことができます。

    それでは、Dメジャースケールを弾いてみましょう。
    今度は、5弦5f(D)からDの音を基準に弾いていきます。運指は前回どうようです。

    Dメジャースケール



    同じように5弦7f(E)からEメジャースケールを弾いてみましょう。

    Eメジャースケール



    5弦8f(F)からFメジャースケールを弾いてみましょう。

    Fメジャースケール



    5弦10f(G)からGメジャースケールを弾いてみましょう。

    Gメジャースケール



    5弦12f(A)からAメジャースケールを弾いてみましょう。

    Aメジャースケール



    5弦14f(B)からBメジャースケールを弾いてみましょう。

    Bメジャースケール



    どうです?すべて同じパターンで弾けることに気づいたはずです。
    メジャースケールはひとつのパターンを覚えるだけで、すべてのkyeを 弾けるのです。
    要するにカラオケで、自分の歌いたいkyeに変えたりすることと同じことなのです。
参考になるといいのですが

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