PLAY THE GUITAR VOL23
音楽理論理解の手がかり
音楽理論を理解するポイント
音楽理論というとなんか難しいものというイメージがあるのでは
ないでしょうか?特に理論という言葉から本などを開いて机で覚える
ような雰囲気もあるようです。
しかし、理論と実践をわけて考えるのは、非常にタイムロスになりますし
、なにより楽しくないということになりかねません。音楽理論を覚えるときは、
ギター片手に、実際の音をたしかめながら覚えることが必要です。
音楽理論理解の手がかり
音楽理論を頭の中だけで覚えない
音楽理論を理解しようとするときに、非常におちいりやすいこととして
理論を人間のもつ感覚と切り離して覚えようとしがちです。
理論と感覚はつねに同時進行ですすめましょう。実際に弾いてみると
非常に理解しやすいということがよくありがちです。
次にその一例を紹介してみましょう。
C6コードとAm7コードの違い
それでは、実際の例を簡単に紹介してみます。
C6 コードとAm7 コードを比べてみましょう。
C6のコードは理解しやすいようにローポジションで表示しましたが、実際このポジションを押さえるのは難しため一弦は押さえずに開放弦(E)で試しても大丈夫です。
この二つのコードは、どちらもC・E・G・A(ド・ミ・ソ・ラ)の音で構成されています。
この二つのコードの違いは、一番低い音がC6がC音に対してAm7がA音というところです。
このコードを引き比べてみるとC6は、明るいイメージ Am7は暗いイメージということが実際に弾いてみると感覚としてわかります。
これを理論で説明することもできるでしょうが、このような感覚はだれでも持っている
ものですから頭で考えるより弾いて試して耳で理解する方がはるかに実践的です。
つまり考えすぎないという事も時には非常に重要な事なのです。
しかしC6とAm7は同じ構成音(C・E・G・A)のためムードは違っても代理コードといわれています。
このように理論と感覚を併用して理解することが、音楽理論を理解する手がかりと
なるはずです。
参考になるといいのですが
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