PLAY THE GUITAR VOL24
ギター選びのポイント
ギター選びのポイント エレキ編
ギターの簡単な選びかたをVOL1 ギターを手に入れよう。
にて簡単に掲載させていただいたのですが、ご質問のメールでギター選びに関する
質問のメールを数多く送っていただいていますので前回の追加版というかたちで
すすめていきます。
ギターは、基本的に同じ型番のものでも一台一台微妙に違うものですので、購入時には
通販を使わずできるかぎりお店で直接確かめてみることをお勧めします。
それでは、すすめてみましょう。
ギター選びのポイント Part2
ボディーの形状と弾き方
- レスポールの場合
ネックのスケールが多少短く、ボディーにアーチがあるのがレスポールの特徴です。 ハイポジションはわりと弾きにくく、弦の間隔も多少せまくなっています。
弦のテンションは変更可能ですが、わりとやわらかく感じます。
重量はかなりある方です。
- ストラトキャスターの場合
ネックのスケールがレスポールより長く、右肘があたるところにエルボーカットがあります。
ハイポジションはわりと弾きやすく、弦の間隔はわりと広くなっています。
弦のテンションも多少硬めに感じます。
- フロトローズ付きストラトタイプ
ネックのスケールはたいていストラトタイプで、右肘があたるところにエルボーカットがあります。
ネックのハイポジション部分の裏側はカットされているものもあり、その場合はかなりハイポジションが弾きやすくなります。弦の間隔はかなり広くなっています。
弦のテンションはわりと硬めに感じます。
- テレキャクターの場合
ネックのスケールはストラトタイプと同じで、右肘があたる部分にエルボーカットはありません。
ハイポジションはわりと弾きにくく、弦の間隔はわりと広くなっています。
弦のテンションはわりと硬めです。
- フライングVの場合
ネックのスケールはレスポールと同じでわりと短めで、右肘をのせる部分はありません。
肘のかなり下の方からボディーと接触します。 ハジポジションはわりと弾きやすく、弦の間隔は多少せまくなっています。
弦のテンションはわりとやわらかく感じます。座って弾くにはボディーの形状が不向きです。重量はわりと軽量です。
- SGの場合
ネックのスケールは、レスポールやフライングVと同じで短めです。右肘をのせる部分
にはアーチがあります。
ハイポジションはかなり弾きやすいですが、ローポジションはネックがボディとジョイントするため腕を伸ばして引くような感じになります。
弦の間隔は狭めで、弦のテンションはわりとやわらかく感じます。重量はかなり軽量です。
- レスポールJr
ネックのスケールはレスポールと同じです。右肘をのせるエルボーカットはありません。
ボディーがうすいため、レスポールよりハイポジションは弾きやすいように感じます。
弦の間隔はわりと狭く、弦のテンションはわりとやわらかく感じます。重量はレスポールより軽量です。
弦の間隔について
- レスポールタイプとストラトタイプでは弦の間隔が多少違います。
レスポールタイプはストラトタイプに比べて弦の間隔が多少狭くなっています。
普段レスポールで弾きなれている人は、ブリッジ側で弦の間隔が広いストラトタイプ
は弾きずらく感じるかも知れません
ピックアップについて
- レスポール等に使用されている、ハムバッキングは、歪ませた時に音量が
そろいやすいですが、ストラト等のシングルコイルはそろいにくいようです。
しかし、繊細なプレーに向くようです。音の立ち上がりはハムバッキングよりシングル
コイルタイプの方が早いようです。
アーティストモデルについて
- 海外のアーティストモデルの場合、もともと外人さんで手が大きい場合が多いためわりとネックが太めだったり、ネックの幅が広かったりすることが
あります。確認しておいた方がいいでしょう。
ネックの幅について
- ネックの幅の広さは、アルペジオをするときには、通常、弦をミュートしたくないはずですので、広いネックの方がやりやすく、ミュートプレイや手の小さな人には、ネックの幅が狭い方がよいと思います。
生音について
- 生音が大きくなるギターほど強弱がつけやすく、タッチが弱くても少しは音が
大きくなります。しかし、エレキギターでの繊細なカッティングプレイでは、音ぎれがよくなるため、小さな音が鳴る方がむいているかもしれません。
エルボーカットについて
- エルボーカットとは、右手の肘をギターにのせやすいようにカットしてある
部分のことです。エルボーカットがあるギターに慣れてしまうと早弾き等はかなり
弾きやすくなりますが、逆にアーチのないアコースティックギターなどでは、違和感
を感じることがあります。
フレットの太さや高さについて
- 重要なところですが、機種によって違うので自分にあったものを選んでください。
最後に・・
- ギターは一台一台保存状態や制作過程で微妙に違ってくるのでできる限り現物を
確認し、なにより自分の好きな音が出るギターを選びましょう。
参考になるといいのですが
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