PLAY THE GUITAR VOL30
ハンマリング・プリング・スライドのこつ2
ハンマリング・プリング・スライドのこつ2
以前VOL18.ハンマリング・プリング・チョーキングのこつにて、簡単なこつを紹介させていただきましたが今回はその続編となります。
基本的なやり方は前回と同じですが、今回はよりスムーズにプレイするためのコツを掲載してみました。
ハンマリング・プリング・スライドなどのテクニックは、ちょっとしたこつをつかむことによって随分スムーズになったりします。もし前回の内容をご覧になってない
場合はあわせてご覧になるとわかりやすいと思います。
ハンマリング・プリング・スライド
プリング・ハンマリング編
今回はよりスムーズ&スピーディーに連続でプリングを行うための簡単なコツをご紹介してみます。
たとえば、同一弦上で薬指・中指・人差し指への連続的なプリングなどを考えてみましょう。
初めてプリング等を行う場合、プリングする指に神経を集中させ
てしまいすぎ、手全体の動きを考える余裕がなくなってしまいがちです。
そこで手の動きも考えてみましょう。まずは下の図をみてみて下さい。
、同一弦上で薬指・中指・人差し指へのプリングを行う場合、上記のように
手首を回転させるように動かしてみると、自動的に薬指から自然にプリングされて
いくはずです。
指だけをつかって手首を固定してプリングする場合と比べてみると
かなりスムーズ&スピーディーなプリングが可能なことがわかると思います。
上記の説明は、わかりやすくするため少し大袈裟に説明していますので、ニュアンス
としてとらえてみて下さい。
要はこのように、左手指(プリングをする指)だけに
神経を集中させずに、体全体の動きを考えることによってスムーズなプレイが可能に
なるということを理解して下さい。
一方ハンマリングに関してはそんなに苦労していないというケースが多いようですが、これはハンマリングというプレイが日常生活で行うものをつかむという動作に多少なりとも似ているからではないでしょうか?
スライド・ポジション移動編
スライドプレイでよくあるものに”音ぎれ”がありますが、
対策は、あたりまえのことですが決してスライド中に指を離さない
ということです。ここで難しいのは、音ぎれしないようにと強く
押さえすぎるとスライド自体の動きがわるくなり、ぎこちなくなって
しまうということです。
スライドプレイの簡単なコツもプリング同様押さえている指に意識を
集中しすぎずに、腕全体に意識をめぐらせるということです。
スライドの場合は、ひじから指先にかけての動き全体を意識することに
よりスムーズなプレイが可能になるはずです。特にハイポジションへの
スライドは脇をしめるような感じでやるといいかもしれません?
これは、スライドプレイだけにあてはまるものではなくポジション移動などでもあてはまると思います。
エフェクターの効果
レガートやスラーなどと呼ばれる、プリングやハンマリングを多様したプレイをスムーズに聞かせる方法としてエフェクター等を使用してみるという手もあります。
アンプを歪ませさらにオーバードライブなどの歪み系のエフェクターをかけてみたり、コンプレッサー等を使用すると随分スムーズに聞こえるはずです。
これはピッキングによる速弾きプレイについても同様な効果があります。
練習しつづけてもどうしてもうまくいかないというときは、エフェクターの効果を利用してみるのもいいと思います。ただこれは、根本的な解決ではないのでいつでもエフェクトONで練習等は避けるべきだと思います。
参考になるといいのですが
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