PLAY THE GUITAR VOL15
Guitarパーツと交換ついての知識
Guitarパーツと交換について
ギターという楽器は、さまざまなパーツの組み合わせで構成されています。
そしてパーツによっては、長年の使用で消耗するもの(フレット等)や交換によって
ギターの音が大幅にかわったりするもの(ピックアップ等)があり、それらの
基礎知識を理解しておくことは決して無駄になりません。
そこで今回は、パーツの説明や交換についてのべてみます。
Guitar Parts
ネックについて
エレキギターの場合、ネックはギブソンタイプのものフェンダータイプのものの
大きく2種類に分けられます。ギプソンタイプの方がフェンダータイプにくらべて
スケールが小さく作ってあります。
そのためギブソンタイプのネックの方が手が小さい人には向いているといえますが、
ハイポジションはフェンダータイプの方が、スケールが大きい分弾きやすいかもしれません。
また、ギブソンタイプは22フレットまであるのに対してフェンダータイプは21フレットが標準です。
ネックの交換はネックのグリップの太さが違う場合があるので注意しましょう。
ちなみに、アリアプロのネックは細いことで有名です。(たまにそうでないものもあるが・・)
ペグの交換
ペグはかなり色々な種類があるため、ネジ穴の位置などよく調べておく事が必要です。
ネジ穴の位置が同じタイプのペグであれば、あらたにネジ穴をあけずに交換できます。
めずらしい形のものでも、捜せば大抵みつかります。
日本製では、ゴトー(メーカー名)などがお薦めです。
ペグのなかには、弦をまかずにロックしてしめるペグなどがあり、このタイプは、
弦のたるみが、生じないためチューニングが安定するといわれています。
フレット交換
フレットは、長年ギターを弾いていると、(特にチョーキングプレイなどで)かならず
消耗してすり減ってきます。極端な場合はその音がならずにひとつ高いフレットの音が
なってしまうこともあります。
またフレットを交換すると、ギターの弾き安さや音質もずいぶんかわる場合があります。
この、フレットの交換だけは、専門のお店に頼んだ方がいいと思います。
以前、安い料金で交換してくれるリペアショップに頼んで交換してもらったことがあるのですが、
フレットがきれいに打ちつけられてないことがありました。お店選びも慎重に検討して下さい。
チェックの方法としては、ネックに打ちつけられたフレットをかなずちなどで軽くたたいてみて、
音があまりにも変わっていたらフレットが浮いていることが考えられます。もちろん安くても良い
仕事をする店もありますが・・
フレットの高さは、高い方が速弾きに向いていると言われますが、当然、弦高も高くなるということは
計算に入れておいた方がいいでしょう。
低いフレットはスライドプレイがしやすいし、音程もシャープしにくいですが、弦を強く押さえるようになります。
現代では、やや高めのフレットが好まれているようです。
ピックアップ
弦の幅に合わせてだいたい2種類ほど出ています。つまり弦の上にちょうどピックアップのマイク部分
のネジ穴が合うものを選ぶといいです。フロイトローズタイプかギブソンタイプか考えて選んでみると
いいです。(フロイトローズタイプの方がマイクネジの幅が広い)
ピックアップの取り替えは、半田付けなどの技術が必要ですが、もし自分でチャレンジする場合は、
とり変える前に、もとのピックアップの配線がどうなっていたかわかるようにメモをとっておくと
いいでしょう。
ピックアップの説明については、VOL(10)ピックアップ使用レポートも参考にして下さい。
ボリュームポット
ボリュームポットとは、ギターのボリュームやトーンつまみの下についえいる抵抗装置?です。
シングルコイルのピックアップで250Kオーム
ハムバッキングのピックアップで500Kオームが普通です。
ボリュームポットも種類があり、
Aカーブのものは、じょじょに音が変わり
Bカーブのものは、わりと急に音が変わります。
用途にあわせて選んでいいです。当然kオームを変えると音が変わります。
ナット
ナットは個人的には象牙が好きですが、今はほとんど手に入りません。
ナットの交換もリペアショップに頼んだ方が無難でしょう。交換後のチェックポイントは、
弦の幅がきれいに等間隔に溝切りしてあるかどうかです。
一般的には2フレットを押さえたときに、弦と1フレットにほんの少しすきまがある状態が
良いようです。(ネックがそっている場合などは別問題)
ナットの交換も音に変化をもたらします。ブラスナットなどに変えるとかなり音がかわっておもしろいですが、やはり金属的な音になります。
ピックガード
ストラトなど直接ピックアップがついているものは交換すると多少音が変わります。
ピックガードの交換によって、ちがう色などをえらぶとギターの見栄えがずいぶんかわります。
注意点としては、一見同じ形にみえてもネジ穴の位置がすこし違うことがあるので注意して
下さい(特に国産、海外)
エスカッション
レスポールなどのピックアップを取り付けているプラスチック(まれに金属)のことです。
ボディーにアーチがあるギターの場合は、アーチのあるエスカッションを選ぶといいです。
高さも2種類ほどあるので注意!やはり国産と輸入ギターとではネジ穴の位置が違うことがほとんどです。
ブリッジ
フロイトローズは、弦の幅が大きいし(フェンダー製のアームより大きい)国産・輸入間でサイズが
ちがいため国産ならば国産のものと、輸入なら輸入のものと必ず交換して下さい。
ウイルキンソン社のブリッジは、弦の幅が変えられるものもありますが、交換後ピッチ(音程)が
あわないこともあるのでよく相談してください。ギブソンタイプも国産・輸入でちがいがあるので注意して下さい。
参考になるといいのですが
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