PLAY THE GUITAR VOL17

コード理論の基礎知識(2)


コード理論の基礎知識(2)

今回は、コード理論の続編です。普段なにげなく弾いているコードも実はこんな意味が あったのかということが解ると結構参考になるものです。
今回の講義は、前回の知識の延長線ですすめていきますので、まず前回のVOL16.コード理論の基礎知識を復習しておくといいかもしれません。
ちなみに今回は、マイナーコード・メジャーセブンスコード・マイナーセブンスコード ・セブンスコード等のしくみを前回のCを参考に簡単に説明します。
ここまで、わかればあとは応用で考えていけばコードに関してはかなりの理解がえられるようになるはずです。


コード理論の基礎知識(2)

  • Cm(マイナーコード)

    前回Cメジャーコードが、1・3・5の音で構成されていることを説明しましたが Cmコード(マイナーコード)の場合は、1・♭3・5の音で構成されています。
    つまりCの3の音を半音下げるとCmとなるのです。この場合の♭3 のことは短3度やマイナーサードと呼ばれています。
    下の図がCmコードを表しています。2弦4フレットの♭3のところに注目して見てみてください。通常の3(2弦5フレット)より半音ひくくなっています。
    このように3の音を半音さげることによりマイナーコードができます。これはC以外でもすべて共通です。

    Cmコード



  • CM7(メジャー7コード)

    CM7等のメジャー7系のコードも考え方はおなじです。CM7の場合は、Cのコード に7の音が加わるだけです。この7の音は長7度と呼ばれています。
    CM7の構成音は1・3・5・7となります。 3弦4フレット7の音に注目して下さい

    CM7コード


  • Cm7(マイナー7コード)

    それでは、Cm7(マイナー7)の場合はどうなるのでしょうか?
    これはCmのコードが基本になっていることは解ると思います。それでは、 そこに7の音が加わればいいのでしょうか?
    ところがそうではないのです!M7ではなくだだ7と書かれている場合は、 ♭7ということなのです。つまり7の音を半音下げた音を加えることに なります。
    本来は7と書かれると♭7の事を表します。このフラット7は短7度と呼ばれています。 よって図の指板上の7はM7の事と理解しておいて下さい。

    Cm7の構成音は、1・♭3・5・♭7となります。 3弦3フレット♭7の音に注目して下さい。

    Cm7コード



  • C7(7コード)

    最後にC7のコードです。ここまで読んでこれらた方はたぶんもうおわかりでしょう。 C7のコードは、Cのコードに♭7の音がくわわります。これはCm7の7と 同じですね。
    C7の構成音は、1・3・5・♭7となります。

    C7コード




参考になるといいのですが

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