PLAY THE GUITAR VOL20
スケール講座(2)Key
キー(Key)について
VOL14.スケール講座(1)で、1つのスケールで色々なキー
(key)にあわせて弾くことができることを書きました。
キー(key)を変えるということは、日常カラオケなどでもよく行われているようです。
今回は、キー(key)について、解説していきます。あまりおもしろくないかも知れませんが、この分部を抜きにしては、スケールやアドリブの理解が得にくくなるので、一通り目をとおしておいて下さい。ちなみに通常Kyeをあらわすのに、調号が使用されます。
調号・KEY
指板一覧表

今後の説明で参照できるようにのせておきました。
できれば、実際ギターを手に持って音を確認してみてください。
Cメジャースケールから考えてみよう
コード理論の基礎知識(1)で解説したように、
まずは、Cメジャースケール(CDEFGAB=ドレミファソラシ)に
C音(ド)から順番に1.2.3.4...と番号をふってみたものが下図です。

それでは、KeyDでは、D音からスタートするので
D・E・F・G・A・B・C となるのでしょうか?
答えは、D・E・F#・G・A・B・C# となります。
下のDメジャースケールと上の指板一覧表で確認してみるとよくわかります。
Dメジャースケール
スケールとは、1オクターブの範囲内で、
音の高さの順にならべて表したもの(音階)です。
そこでDメジャースケールも
D音からのメジャースケールで音程間隔が決まっています。
そのおかげで、スケールはポジションをずらすだけですべでのKeyが弾けるのです。
よって#(シャープ記号)はF#とC#につきます。
keyEでも、同様にE・F・G・A・B・C・Dとはなりません。
答えは、E・F#・G#・A・B・C#・D# となります。
Eメジャースケール
指板一覧表で確認してみましょう。
keyFでは、F・G・A・B♭・C・D・E となります。
音自体は、B♭もA#も同じですが、A#と記載するとAがダブるため
通常B♭と記載されます。(指板一覧表では、すべて#で記載されているので注意
して下さい。)
Fメジャースケール
以下同様ですが、念のために他のkeyも掲載しておきます。
keyGでは、G・A・B・C・D・E・F# となります。
keyAでは、A・B・C#・D・E・F#・G# となります。
keyBでは、B・C#・D#・E・F#・G#・A# となります。
★他にも、C#など色々なKeyがあります。確認してみましょう。
楽譜(5線譜)の出だしでよく#などがついていますが、実はどの音に#がついているかで
KEYがわかるということなんです。
参考になるといいのですが
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