PLAY THE GUITAR VOL33

CのKyeでよくつかわれるコード


ダイアトニックコード

今回は、前回の曲作りやアドリブの考え方を一歩 すすめた形の内容です。最近だんだん音符がでてきたりと難しく感じてくるかも しれませんが、きわめて基本的なことからすこしづつ紹介していきますので、 覚えていって下さい。また、どうもわかりにくいなどというときは以前のスケール 講座などから読みなおしてみるといいと思います。それでは今回もCのKyeを 例にとってよくつかわるダイアトニックコードなるものについて説明していきます。


ダイアトニックコード

  • 簡単な復習

    Cメジャースケールの構成音は、ご存じのとおり(C・D・E・F・G・A・B / ドレミファソラシ)になりますがC音から3度上の音というとどの音にになるのでしょうか?

    答えはE(ミ)音になります。

    以前のコード理論の基礎知識で説明させていただいた ようにルートのCを1として順にCメジャースケールに番号をふっていくと下表のようになります。(CメジャースケールのC音を基準とした場合Cが1となります。Dメジャースケールでは当然Dの音が1になります。)
    ド レ ミ ファソ ラ シ 

    つまりC音から3度上の音はE音になることがわかると思います。
    それではE音から3度上の音はどの音になるでしょうか?
    これも前回同様、Eを1として、Fが2、Gが3と 数えていくとG(ソ)音になることがわかると思います。
    この部分がわかってないとこれから先がまるで解らなくなってしまうので、 復習もかねて覚えておいて下さい。


  • ダイアトニックコード(Kye In C)


    それでは上の楽譜をみてみて下さい。C・D・E・F・G・A・Bのそれぞれの音 に単純に3度づつ上に音を加えていくことによってコードが出来ています。
    しかし全てがC・D・E・F・G・A・Bのメジャーコードになっているわけではありませんね。
    (この部分については次回以降解説いたしますので今回はこのまま覚えて下さい。あまり理論ばかりですすめていくと理論書のようなサイトになってしまいますので、まずは弾いてみて感じて下さい。)
    これをダイアトニックコード(Kye In C)といいます。
    ここで注目すべきことは、コードの構成音がすべて C・D・E・F・G・A・Bで作られているということ です。(#や♭などは含まれていません。)

    このことからKyeCの曲によく合い、つまりよく使われるコードになるという ことがわかると思います。
    C・D・E・F・G・A・Bのみですべて出来ているコードなので Cメジャースケール(C・D・E・F・G・A・B)でアドリブが とれたり、作曲をしたりすることができるということなのです。


参考になるといいのですが

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