PLAY THE GUITAR VOL31
コード理論の基礎知識(3)
Sus4・dim・aug・add
今回は、コード理論の続編です。ちょっと見慣れないコードになってきていますが、
理解してみると親近感がもてるかもしれません。
いきなりこのページから見始めると理解しにくいと思いますので(以前の知識が
今回は必要となります)、まず復習の意味
も含めてVOL14.スケール講座&VOL16.コード理論の基礎知識&VOL17.コード理論の基礎知識(2)を初めに読んでおくことを
おすすめします。
見慣れないコードなので難しそうに感じるかもしれませんが、順に見ていけば簡単に理解できることと思います。それでははじめてみましょう。
コード理論の基礎知識(3)
Sus4(サスフォーコード)
VOL17.コード理論の基礎知識(2)で掲載させていただいたように、コードの構成音が1度、3度、5度では、メジャーコードとなりますが、
Sus4の構成音は1度、4度、5度になっています。
つまり、Sus4はメジャーコードの3度が4度へと変化したコードです。
Sus4のSusとはサスペンデッドからきており、3度が4度へつり上げられたと憶える
とよいでしょう。
参考までに、ポリスのロクサーヌという曲で頻繁につかわれています。興味のある方は聴いてみるとよいかもしれません。
dim(ディミニッシュコード)
dimコードは、暗くひびくコードで、マイナーコードの仲間です。
(7thコードの仲間にすることもありますが、まだここでは触れないでおきます。)
マイナーコードは、以前お話させていただいたように、1度・♭3度(マイナーサード)・5度という構成音でできていますが、ディミニッシュは減らすということを
意味しており5度を半音下げて、
1度・♭3度・♭5度という構成音になっています。
dim(ディミニッシュコード)とは5度にかかわるしるしと憶えておくとよいでしょう。
aug(オーグメントコード)
augの場合は、メジャーコード(1度、3度、5度)が変化したもので、
オーグメントは、増すというを意味しており5度を半音上げて
1度・3度・#5度という構成音になっています。
オーグメントも5度にかかわるしるしなのです。
add(アッドコード)
add(アッド)は、加えるということを意味しており、例えばCadd9という
コードを例にとって考えてみます。
Cadd9の構成音は、1度・3度・5度(C・E・G(ドミソ))というCメジャー
コードに9度の音をたしたものです。
つまり、Cadd9の構成音は、1度・3度・5度・9度となります。
この場合(Cコードでの)9度とはどうなるのでしょう?
実は簡単なことで
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
C | D | E | F | G | A | B | C | D |
ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド | レ |
Cをルートにして9番目の音つまりD(レ)の音をたせばいいのです。
参考になるといいのですが
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